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「ドリームデイ・アット・ザ・ズー in アドベンチャーワールド 2025」 協働参加した『みらい食 × かけらプレート 試食会』にて特別な試食会を開催

2025.12.02

event

株式会社CACL(石川県能美市、代表取締役 奥山純一、以下CACL)は、2025年11月5日(水)にアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で実施された、障がいのあるお子さまとそのご家族を貸切のパークへご招待するイベント『ドリーム・デイ・アット・ザ・ズー2025 in アドベンチャーワールド』において、「食」を通してインクルーシブな世界を体現する特別企画『みらい食 × かけらプレート 試食会』に協働参加いたしました。

 

本企画では、“誰もが一緒に食を楽しめる未来”を目指し、ユニバーサルフード「みらい食」を開発する株式会社三嶋フーズと、食の体験を通じて社会課題解決に挑む一般社団法人mogmog engineがタッグを組みました。 障がいのある方の就労機会を創出する株式会社クロフーディング(ル・クログループ)も加わり、“食”のあり方を再定義する共創チームとして特別な試食会を開催しました。

 

会場はアドベンチャーワールドのユニバーサルレストラン「Jumbo」。能登震災で破損した九谷焼を再生した「かけらプレート」に、三嶋フーズさんの「みらい食」を盛り付けて提供しました。料理をサーブしたのは、株式会社クロフーディング(ル・クログループ)で働くキャストの方々で、料理や器の背景を丁寧に説明していました。

 

 

会場では九谷焼の陶磁器片を使ったヘアアクセサリーのワークショップも実施。一番の人気は猫型のフレームで、子どもたちが自由にパーツを選び、それぞれの個性があらわれた素敵な作品が多く生まれました。

 

 

CACL/Rediscover projectでは、震災で破損・廃棄されそうになった陶磁器片に新たな価値を見出す表現活動を続けています。同時に就労継続支援事業所も運営しており、「ものが大切にされる社会は、誰もが大切にされる社会につながる」という想いが活動の根底にあります。今回のイベントを通して、多様な背景を持つ人やものが一つの空間で交差し、温かな関係性が自然に生まれていたことを体感し、心が温まりました。

今後もさまざまなコラボレーションを通して、新たな取り組みを広げていきたいと思います。

 

「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」とは

障がいのあるお子さまとそのご家族を動物園・水族館に招待し、気兼ねなく楽しいひと時を過ごしてもらうための国際的なプログラムです。1996年にオランダのロッテルダム動物園から始まりました。閉園後の動物園・水族館にご家族を招待することから、「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」という名称で世界中に広まり、日中開催の場合「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」と名称を改め開催されます。

『みらい食 × かけらプレート試食会』イベント概要

日時 2025年11月5日(水)午前11時00分~午後2時30分
会場 アドベンチャーワールド ユニバーサルレストラン「Jambo」
共催
・株式会社三嶋フーズ(代表取締役:塩谷真規子/大阪府東大阪市)
・一般社団法人mogmog engine(共同代表:加藤さくら)
・株式会社CACL(代表取締役:奥山純一/石川県能美市)
・株式会社クロフーディング(代表取締役:黒岩功/大阪市中央区)
・和歌山ドリデイ実行委員会
・アドベンチャーワールド

内容 かけらプレートに盛り付けた100食のみらい食をワゴンサービスで提供
・みらい食提供:株式会社三嶋フーズ/一般社団法人mogmog engine
・食器(KAKERA)提供:株式会社CACL
・ワゴンサービス:ル・クログループが運営するユニバーサルレストランのキャスト
・盛り付け監修:ル・クログループ

 

CACLについて

株式会社CACLは九⾕焼がさかんな⽯川県能美市に拠点を置く企業です。伝統工芸を継承する人手の不足と、障がいのある人の働く選択肢の狭さや低賃金という2つの課題を掛け合わせ、解決するための事業を展開。これまで、陶磁器片をつなぎ合わせたアートピースやプロダクトの制作を行ってまいりました。2024年の能登半島地震をきっかけに「Stand with NOTO」プロジェクトを立ち上げ、復興支援の一環として、輪島塗の職人の仮設工房の設置と仕事創出に取り組んだほか、九谷焼の陶磁器片に珠洲焼片や輪島塗の技術などを加えて、より進化したアートプロジェクト「Rediscover project」も始動。能登半島地震で破損した陶磁器片からアート作品をつくり、金沢21世紀美術館「すべてのものとダンスを踊って―共感のエコロジー」に出展いたしました。今年7月には廃棄される可能性のある伝統工芸品や規格外のものの新しい価値を再定義すべく、陶磁器片などを用いたプロダクトやマテリアルの探求・制作をするための実験的なブランドとして「KAKERA」を設立。パルファム ジバンシイとのコラボレーションを実施したほか、LIXIL、永山祐子建築設計との3社で能登の伝統的風景を未来へと継承していく共同プロジェクトを発足しています。

 

会社概要

社名:株式会社CACL
公式サイト:https://cacl.jp/
所在地:〒923-1245 石川県能美市辰口町リ56番地
代表者:奥山純一
設立:令和5年6月1日
Tel:0761-48-8004

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